まわう

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マワウ科

薬用植物第二表

滿洲や北支等に自生する概形はスギナに類似し、枝を沢山分岐し、茎も緑色の小多年草である。莖は結節を有し、葉は鱗狀と化し、雌雄異株にして、6-7月頃黄色細花を穂狀に着生す。古来漢方にてはこの全草麻黄を発汗、鎮咳の目的に使用し、其の後用途減少したるも、最近之が成分のエフェドリンは喘息に對して極めて効果ある特効薬なる事研究され再び多量に使用せられるに至れり。本邦にては生存するも尚栽培は試みられたる事なし。

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