しろばないりす

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アヤメ科

薬用植物第二表

南欧州原産の多年草にして、本邦にては屢々觀賞用に栽培せられる。葉は廣劍形、長さ1-1.5尺。莖は葉よりも超出し、白色花を着生す。萼片は倒卵形揳形、長さ2.5-3寸、雞冠毛を有し鮮黄色なり。瓣片は萼片と同大なり。薬用には全く同一n雞お目的にムラサキイリス及シボリイリスが使用せられる。本邦にては良く生育するも、薬用の目的に栽培する事なく觀賞用とせられるのみなるも、薬用の目的に栽培する事なく觀賞用とせられるのみなり。主として欧州各國及び印度に産し、3年又は4年目に掘り取り、肥厚せる根莖を厚く剥皮し陽乾せるものにして、生時は不快臭あるも乾燥するに従い芳香となる。薬用には矯臭薬又は粉末を繖布薬に混じて使用するが、主な用途は、之より作れる精油は芳香あり且つ他の香料の混合物を調和揮発せしむる故化粧料として用いられるにあり。

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