せんきゆう

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繖形科

薬用植物第二表

支那原産と考えられ、目下栽培せられて居る多年草で、全株無毛、葉は3出2回羽狀全裂し、裂片は卵形或いは菱形卵形をなし、鋭頭缺刻狀鋭齒牙緣、葉柄脚は擴大して抱莖。夏に白色の小花を着ける。花は瓣片白色、長楕圓形鋭尖頭なり。花絲は瓣片より稍々短く、葯は黒紫色。根は巨大なる隆起物を有し全株特異の芳香がある。生育は本邦各地に適するも旱害を被り易く、又あまり高温の地は良好ならず、土質は適当なる保水力ある軽い所が成績良好である。

せんきゆう

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