いたどり

トップページ高知県の観光植物図鑑薬用・毒物植物図鑑>いたどり

タデ科

本邦全土の山野に自生する多年草で茎の高さは1−8尺に及び、莖は中空である。葉は5−6寸の廣卵形又は卵?長楕圓形で截脚をして居る。葉腋から總?花序を出し白色又は淡紅色の小花を着ける。雄蕊8本、花柱は3本である。果實は?果であって3稜を持つ。地下には長い根を有し之れを洗って乾燥したものを虎杖根と言ひ徳島、香川、石川等の諸縣で野生品を採集して居る。この根の中にはポリゴニンと言はれるものや、其他それに似たものが2−3種入って居るので緩下剤として有数である他、漢方では利尿剤、通經劑として使はれる。

いたどり

高知の河川へ戻る  高知県の観光へ戻る 
植物図鑑へ戻る 四国の観光へ戻る
牧野富太郎植物図鑑へ戻る