かはほね
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ヒツジグサ科
沼や池や又は浅い小川等に自生する多年生草で、掘ると大きな地下莖を持って居る。葉は長い葉柄を有し、長楕円形でその基部は前脚になって居る。夏に水中から長い花梗を突き出し、その上に1個宛黄色な5辧の花が着くのでよく活花等に使はれる。薬用にされるのは其の地下莖を縦に割って乾かしたもので川骨と言はれて、その中からヌファリヂン及ラムノザーンと言った様なものが発見されて居り、強壮薬としたり又止血剤になると言ふので売薬の原料等によく使はれる。我國での主な産地は香川、富山、青森県等である。
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