みつがしは
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リンダウ科
北半球各地の沼澤地に自生して居り、我國でも同様各地に見られる多年生水草で、肥大した地下莖があって横に走って居る。葉は3枚小葉に分かれて居る。春4−5月頃白い小さい花が咲くが、その花冠は5個に分裂して居り、その内側に毛茸が密生して居る。この薬はリンダウやセンブリ等と同様に大變苦くてメリアチンと言ふ物を含んで居るのでヨーロッパ諸國では苦味健胃薬として用ひられて居り、我國でも睡采葉と言って同様の目的で用いる事があるが外国に於ける程多量には使はれない。
