ばらん
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暖地に自生する常綠の多年生草本なれども、又觀賞用として庭園に裁植せらるゝことあり、地表に接して横走せる地下莖を有し、之より、葉柄を高く地上に挺出し、被針形をなせる大葉を開展す、四月頃根莖に接して壺狀をなせる花を開く。其花莖短くして一花を頂生し、暗紫色の花蓋は八個の裂片を有し、中央に一個の雌蕊を有し、其柱頭大にして微かに八裂し、雄蕊を被ふ。雄蕊は小にして花蓋の内面に附着し、八個を有す。後球形の實を結ぶ。
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