こばのかもめづる

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原野殊に梢水濕の地を好みて自生する多年生草本にして、莖は細き纒繞莖をなし、葉は對生にして短き柄を有し、長さ一寸乃至二寸許りの被針形をなし、基脚は通常圓形をなし、時に淺き心臓形を呈す、八月頃葉腋に花梗を抽きて、暗紫色の小花を繖形に開き、花後長さ二寸許りにして細長く、殊に中部以下の狭窄せる蒴果を結び、後裂開して絹絲狀の白色を有する種子を飛ばす。

こばのかもめづる

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