ききやうらん
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暖地に自生する多年生草本にして、高さ凡二尺、葉は八九寸の長を有し、狭長にして尖れり、夏日葉間に長き花莖を抽き、上部多數に分枝して、六片より成れる桔梗色の花被を有する小花を圓錐花序に排列す、花後紫色の漿果を給び指頭大に達す。
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