さぎごけ
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畦畔堤塘の邊りに、春の始めより夏にかけて、葡匐蔓延する多年生草本にして、多くの匐枝を生ず。匙狀の葉は對生或は互生し、微鋸齒を有す、春日淡紫色若しくは白色を呈する唇形花を開き下唇片甚だ大なり、サギゴケの名は、蓋し此白色種より出でたるものなるべし、此花の雌蕊の柱頭の兩裂せるに物を觸るゝ時は、忽ち運動を起して閉合するを見るべし。
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