ふだう

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廣く栽培せらるる蔓性木質の落葉植物なり、莖は卷鬚によりて他物に上昇す、葉は掌狀に分裂し、嫩葉は綿樣の毛茸を有す、初夏新枝の葉腋に花穂を出し、黄緑色の細小花を圓錐花序に排列す、花瓣は正開せずして脱落す、秋日果實熟して綠紫色を呈す、種類によりて白色を呈するものあり、此植物は變種頗る多し、果實を食用に供し、又葡萄酒を醸す。

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