さんせういばら
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山中に自生するものあれども、多くは觀賞用として培養する灌木なり、概形ノイバラの如く高五六尺に達す、多數の枝を生じ、多くの刺あり、葉は多くの小葉より成れる羽狀複葉にして、小葉は楕圓形をなし、微鋸齒を有す、初夏淡紅花を開き後刺多き實を結ぶ此一變種に重瓣花のものありイザヨイバラと云ふ、常に其花の一方に缺所を有す、是れ十六夜の名を得たる所以ならん。
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